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インデックス投資って何?メリットとデメリットを理解して最適な運用をしよう

どうも。やすこふです。

3人家族のパパとして家計を支えながらゆるーく経済的自立を目指しています。

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日本政府は、つみたてNISAなどの制度をつくり、積極的に国民に投資信託での長期運用を推奨しています。

これは、我々個人に対して、老後資金を年金だけに頼らず、投資信託等による投資運用で個人資産を増やす努力をするように仕向けているサインと捉えることができると思います。

なぜ国は、老後資金を投資信託による長期積み立てで運用させようとするのでしょうか。

 

それは投資信託による積み立てが長期運用には一番理にかなった方法だと言われているからに他なりません。

 

本日は、世界のスタンダードな投資法であるインデックス投資のメリット・デメリットを学ぶことで、インデックス投資の最適な投資方法について考えたいと思います。

それでは宜しくお願いします。

 

  

インデックス投資がスタンダードな投資法である理由

メリット・デメリットを学ぶ前に、まずは「投資信託って何?」という素朴な疑問から解決していきましょう。他国でのインデックス投資の考え方についても簡単に解説していきます。

そもそも投資信託って何?

投資信託とは、私たち投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資し、運用する金融商品です。

 

投資信託は、投資家が取引をする時の窓口となる販売会社、投資家から集められたお金の運用を行う運用会社、投資家の資産を管理する信託銀行の3つの金融期間が運用に携わります。

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投資信託のしくみ

 

投資信託は、会社が潰れたらどうなるの?という質問がよくありますが、上記3社のどこかが破綻したとしても、私たちのお金には影響はありません

投資家から集めたお金は、信託銀行が管理するので、販売会社や運用会社の経営状況は関係ありません。

信託銀行に預けられた投資家の資金も、信託銀行の財産とは分別管理をすることが法律で決まっているため、仮に信託銀行が破綻しても投資家の財産は守られます。

 

 インデックス・ファンドとアクティブ・ファンドの違い

投資信託には、大きく分けて「インデックス・ファンド」「アクティブ・ファンド」の2種類があります。

インデックス・ファンドとは、日経平均株価や米国株式S&P500など、よくニュースで耳にするような各種指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託です。

アクティブ・ファンドとは、インデックスを上回る(アウトパフォームする)運用成績が得られるように、投資先や売買のタイミングを判断して運用を行う投資信託です。

 

しかし、現実にはインデックス・ファンドの運用成績を上回るアクティブ・ファンドはそう多くはないというのは有名な話です。

 

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投資信託の投信資料館より引用

 

キャシー・ウッド氏が率いるアーク・インベストメント・マネジメントなど、インデックスを大きく上回る投資信託なども、時折登場しますが、持続的に指数を上回るのは、なかなか難しいようです。

ここからも、インデックス・ファンドは大きく儲けるのではなく、着実に資産を増やす投資先として向いていることがわかります。

 

世界標準のスタンダード投資法

インデックス投資は世界標準のスタンダードな投資法となっています。

米国の主婦が当たり前に行っている投資法であり、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、妻への遺言として「私の死後は資産の9割をS&P500(※)に、1割を米国の国債で運用しなさい」と述べたと言われています。

(※)S&P500は、米国株式の最もスタンダードな指数

 

それにも関わらず、日本の投資信託保有率は23.4%と、米国の投資信託保有率46.4%におおきく引き離されています。(共に2020年時点での統計)

つみたてNISA等の政策により投資信託保有者数は年々増加しているとはいえ、まだまだ世界的には低い水準です。

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一般社団法人投資信託協会『投資信託に関するアンケート調査報告書』より引用

 

これは、投資はギャンブルであり、我々は勤勉に働いて収入を得るべきだという誤った投資・金融に対するイメージが未だにあるためではないかと思います。

 

インデックス投資のメリット

インデックス投資は、投資の基本であることは理解していただけたと思います。

それでは、インデックス投資のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

 

小額から購入できる

企業の株式を購入する場合、ある程度まとまった資金が必要とされます。

例えば、日本株は銘柄により最低購入株数(単元株数)が決まっており、多くの場合、100株単位での購入となっています。

そのため、最低数十万円〜数百万円の資金が必要となり、投資資金の少ない投資家にとって高いハードルとなっていました。

 

一方、投資信託の場合、ネット証券を中心に100円から購入できる証券会社も多く株式投資と比べると比較的気軽に投資を始めることができます。

また、普段の買い物で貯めたポイントを投資に使える証券会社などもあり、場合によっては現金を用意しなくても投資を行うことができてしまいます。

 

たくさんの株式や債券に分散投資できる

投資には、「卵はひとつのカゴに盛るな」という有名な格言があります。

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれない。でも、複数のカゴに分けて盛っておけば、そのうちひとつのカゴを落として卵が駄目になっても、他のカゴの卵は影響を受けなくてすむということです。

つまり、特定の銘柄だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスク分散をさせたほうがよいという教えです。

 

投資信託は、一つの商品を買うだけで多くの国や地域・セクターなど多様な分散投資ができるため、手軽にこの教えを守ることができるのです。

分散投資の重要性については、過去記事にも詳しく書いてるので、合わせて読んでもらえると嬉しいです。

【過去記事】

www.yasukofu.jp

 

インデックス投資のデメリット

少額で手軽に投資できるメリットがある反面、インデックス投資には注意すべき点もあります。

知っていれば問題なく対応できるので、ポイントとして抑えておきましょう。

 

持っているだけで手数料がかかる

投資信託には、購入時手数料、管理費(信託報酬)、信託財産留保額の3つの手数料がかかります。

購入時手数料と信託財産留保額は、購入時と売却時にかかる手数料ですが、インデックス・ファンドでは無料のものも多いので、これを選べば問題ないでしょう。

管理費(信託報酬)は、持っている限り継続的に発生する手数料です。

インデックスファンドは大きな利益を狙う投資法ではないため、利益を少しでも上げるためには手数料をコンマ数%でも抑えておきたいところです。

そのため、インデックス投資では、管理費(信託報酬)ができるだけ低い投資信託を選ぶことがとても重要となってきます。

 

すぐに大儲けはできない

分散投資というメリットの裏を返して言えば、投資信託は、大きな儲けを出すことが難しい金融商品でもあります。

1社の株式に集中投資すれば、一晩にして数十%という大きな儲けを出すこともあります。(逆に、一晩にして半分以上の損失を出すこともあります。)

投資信託は、何社もの株式や債券に分散投資された商品なので、価格の上下動は比較的緩やかで、一晩で大きな価格変動は起きにくいです。

 

ただし、長期で保有することで着実に資産を築くことができるので、コツコツ気長に積み立て投資が効果を発揮すると言われているのです。

だからこそ、「インデックス長期投資法」なのです。

 

まとめ

 

 

インデックス投資は、一晩で大儲けを期待する事はできませんが、気長に続けていればいつの間にか大きな資産形成を達成し得る再現性の高い投資法です。

少しづつ長い時間をかけて着実に資産を築くためには、流行に左右されないようにできるだけ広い分野に分散された商品であること、また、数%の利益を積み上げていくことのできる安い手数料投資信託を選択する必要があります。

 

インデックス長期投資法においては、頻繁に売り買いする必要はありませんが、定期的に管理費(信託報酬)の動向をチェックしてみても良いかもしれません。